徒歩十分

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2010/04/02(Fri)

ひとかた感想

ひとかたの多少のネタバレを含みます。
というわけで、読了。っていうか今日で一気に読み進めた。

ウワサに違わぬ出来でした。文章的には好き嫌いが分かれそうだけども、
構成が完璧。全ての要素を余す事なく使い切った。

けど感動したとこはそうじゃない。
主人公はね、実は人間じゃなかったわけですけども。
倒すべき牛鬼を倒したら、自らも消えてしまう式神だったわけですけども。
(強烈なネタバレの為反転)

これって、一般的な『勇者』のイメージだよね。
『勇者』は『魔王』を倒すもの。
それじゃあ、『勇者』が『魔王を倒したら』、『勇者』はどうなる。
お払い箱になるというのが定説だ。当然だ。
国でも対処できない問題に対して、個の力で解決してしまうようなものは脅威に映るものだ。
国士無双・韓信の没落みたいなものだ。

この作品の主人公は、その縮図だったと思う。
『勇者』は『魔王』を倒す、救世の道具。
この辺りはかの有名な Seraphic Blue でも言及されている事なので、是非Piayして欲しい。

――――では、救世の道具に、心は必要か? 

今回、主人公の仕事は『牛鬼を倒す』だけだった。
でも、主人公がやるべきだと思ったのは、もっと沢山の事だった。
魔王を倒す目的には関係ないけども、その為だけに躊躇して、
物語一回分を使った。

Seraphic Blueでも、ひとかたでも。
エンドに必要なのは、救世の道具じゃなくて、勇者という人間なんだという結論が出ている。
ひとかたとして生まれようが、セラフィックブルーとして生まれようが、
心は持ったまま生まれて来た。

人間じゃない主人公が、そこで人間と関わりあって、道具以上の目的で、
人間を救済する。これが、物語の『勇者』としての在り方だとPiayしながら思った。

けれども、このゲームは、俺が思ってた以上の結論を弾き出していた。
主人公が、菅野さんに詰め寄るシーンの一つ。台詞の一字一句は全然違っているけども、

「そう、俺は消える。その為に行動してる。だけど、それは人間だって同じだろ。
 人間だって、いずれ死んで消える。だから俺は――――人間だ。」

総合するとこのようなニュアンスだったと思います。
ただ時間が短いだけで、勇者だって、人間と変わらないのよ。
これはこの作品で初めて気づいた見解だった。作者にお礼を言いたい。




ただ、欲を言えば、エピローグが欲しかったなあ。送電塔のミメイのような。
そしたら俺は号泣してたんじゃないかな。

『最後はどうか、幸せな結末を。』
それが俺の物語創りのモットーです。


 

Comment

いつもここのオススメで面白いノベルゲ知ることができてうめぇ。
あまり関係ないけどハッピーエンド至上主義と聞くと
いつもエルオントナナさんを思い出す。
有名だから知ってるかもしれないうえに
ノベルゲーじゃないけどこっそり自分のオススメをしてみる。
つ「魔王物語物語」

大好きですけど中々難しかったりするんでしょうか。
ハッピーエンドを作ることって。

ありがとうございます。

まもも!!
ついこの間やったのよまもも!!
面白かったよ!1

何年も前にPIAIしたなあ…R18版
逆に全年齢版はやったことがないけど

最終決戦に覚悟を決めて臨んだつもりが心を折られて
もう一度戻されるあたりの人間らしさは
テンポ損なうって向きもあるかも知れないけど実に生々しかった

やった後にググってみたけど元がR-18版らしいねw

最終決戦その1はまだ日下部の意思もわかんないし、
智恵ちゃんループもらってないんで無理だろうな・・・
と思いながら読んでたw
ヒロインの中では智恵ちゃんがお気に入りだなあ
ラスト付近で主人公大好きなのが凄い伝わってくる

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つぃっっっったー

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